皆様こんにちは。
9月26日(金)ZOOMにて「経営者からみる、デイサービス事業の実態と課題、そして展望」~診断士に求められるもの~というテーマで研修講師を務めました。
内容は、デイサービス事業の実態ということで経営状況を明らかにし、その後課題として、「ヒト、モノ(サービス)、カネ、情報」という経営資源からを切り口にして、それぞれの課題を提示しました。
更に展望では、これからのデイサービス事業における展望とそれを見越した当社の取組をご案内しました。
まず、課題ですが、この事業、何といっても「ヒト」ですよね。
ヒトの問題は、「定着」を中心にお話ししました。なぜ、辞めるのか、介護に携わる方の性格や特徴は・・・、更に定着促進のためのマーケティングとは・・・、このような課題を中小企業診断士的にどう捉えるのかの持論を展開しましたが、ここが一番伝えたかったことですね。
モノ(サービス)の部分は、設備投資に関する考え方、サービスのマニュアル化と、オペレーションの改善にまで踏み込んだ内容です。
カネの部分は、デイサービスの固定費の考え方、最適稼働率とは・・・といった内容です。
情報は、運営指導対策(介護保険情報の取り方)、他事業所との連携や助成金に関する情報、その取り方にも言及しました。
このように改めて纏めてみると、課題が山積しており、デイ事業者さん(特に小規模でやっているところ)は色々な意味で岐路に立たされているところが多いと思います。
中小企業診断士が、こういった事業者さんにどのように寄り添い、支援をしていくかの一役になれたなら幸いです。
参加者さんからは、「短期間の間に素晴らしい内容の資料作成および講演ありがとうございました。とても参考になりました。」といったありがたい感想もいただき、今後の糧になります。
今後も、このような講師の機会がありましたら積極的にお受けしていきます。
それではまた。
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