2025年11月14日金曜日

ありがたい出会い

 皆様こんにちは。

最近、私の中である出会いがありました。先だっての福祉ビジネス研究会のセミナーを受講していただいた、ある大学教授です。

その先生の専門は経営学です。

先生は本を執筆しており、その事例として当社を取り上げたいとのことでした。当社の歩みや組織文化について記述します。私から先生にメールにて記述を送り、都度先生からの指摘をいただきます。先生からの指摘は大変的を射たものであり、何度も考えさせられました。

以前から自分でも思っていたことですが、同じことを他者に伝えるときに、「話をする」ことと「文書で伝える」ことでは、はるかに「話をする」ことの方が得意です。

結果、今回の先生の本とは事例がミスマッチであり、案件は見送りになったのですが、最後の講評で、次のことを言われました。

「なるべく突っ込まれない文章を書くことを心がけてください」

「特に言葉の意味を十分に理解して、誤解のないように言葉を選択していく事が大切です」

「今後他者に伝える際は、成功事例よりも失敗事例を背景も含め、掘り下げてお伝えすることをお勧めします」

とのお言葉をいただき、正に思い当たることしかなく、大変勉強になりました。

私は、経営者であり、今までも他者に文章で伝えたことは多々ありましたが、長々と論文のように書いたことはあまり経験がありません。もちろん企業様に提出する診断報告書は何度も書いているのですが。

以前、中小企業診断士は、「読む」「書く」「話す」ことが基本だと言われましたが、その「書く」ということについて、更なる経験と勉強が必要です。そのことに改めて気付かせてくれて、先生に感謝申し上げます。

なんて、こんな文章を書いてしまっています。

まだまだですね。

今回も最後までお読み下さり、ありがとうございました。